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2025.09.25
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【設計段階から】光とLDKデザイン
新しいiPhoneが届くのをまだかまだかと待ちわびているコーディネーター担当 松田です。
ちなみに機種は17PROにしました!
今回は、2物件のLDKと照明計画の比較ブログです!
リビングにおける照明計画は、単なる明るさの確保ではなく、空間全体の質感や雰囲気を左右する重要な要素です。
特に間接照明は、光を直接見せずに壁や天井へ反射させることで、柔らかく奥行きのある光環境を生み出します。
今回は、2つの異なる実例を比較しながら、そのデザイン効果を解説します。

この写真の計画では、天井と壁に連続させたコーブ照明が特徴です。
壁面には大判タイルを採用し、上下からの光によって素材の重厚感と陰影を強調しています。
光が壁を這うように広がることで、面の存在感を際立たせつつ、視覚的に天井高を感じさせる効果もあります。
空間全体を均一に包み込む光が、モダンで洗練された印象を与えています。

対して2枚目の計画では、テレビ背面の塗装壁にポイント的に間接照明を設置。
漆喰調のテスクチャーに光が斜から当たることで、自然素材ならではの陰影が強調され、壁そのものがインテリアの主役となります。
直接光では得られない、柔らかな陰影が視線を集めながらも落ち着きのあるリビングを演出しています。
このように、間接照明は「どの面に光を当てるか」「どの素材を選ぶか」で空間の印象が大きく変化します。
設計段階から素材と照明を一体的に計画することで、暮らしに寄り添った快適で上質なリビング空間を実現できます。