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2025.10.07
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【雰囲気◎】植栽計画
最近無性に犬を飼いたくなり、先日愛護センターを訪れたコーディネーター担当 松田です。
超絶迷い中です…
今回のブログテーマは植栽ということで、現在検討中の方必見の内容になります!
外構における植栽計画は、単なる装飾ではなく、建築全体のデザインバランスを整える重要な要素になります!
植栽の配置によって建物のスケール感が調整され、外観に奥行きや陰影を与えることができます。
例えば、今回の計画では背景の塀にシンボルツリーを添えることで、無機質な壁面に柔らかさと立体感を演出しました。
また、足元には低木や下草を組み合わせ、四季を通じて表情のある外構を意図しております!

植栽の健全な生育には、『水管理』が欠かせません。
特に植え付けから1年程度は根鉢周辺の土壌水分が安定しておらず、乾燥によりダメージを受けやすい状態です。
そのため、根の定着期には『1日1回以上、根元に十分な水を浸透させること』が基本となります。
水やりの最適な時間帯は、蒸散が少ない早朝または夕方です。
日中に水を与えると地表温度が高く、根を傷めるリスクがあるため避けるべきです。
また、散水方法もポイントです。
葉に軽く水をかけることで、気化熱による冷却効果を得られますが、それだけでは不十分です。
必ず根元に時間をかけて注水し、地中深くまで水を行き渡らせることが重要です。
土壌の乾燥状態を観察しながら、天候や季節毎に調整を行うことが専門的な植栽管理における基本姿勢となります。
外構植栽は『計画×管理』によって初めて完成します。
デザイン性と機能性を両立させるためには、設計段階で植栽の特性を理解し、その後のメンテナンスを想定した計画が必要不可欠になります!
植栽を計画の程の方は、ぜひご参考に!!